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作家 原田まりるさんがWEBライティング技能検定を受験し合格されました!

作家やコラムニストで注目を集めている原田まりるさんが、今回当協会のWEBライティング技能検定を受験されめでたく合格されました!!
そんな原田さんから、WEBライティング技能検定の学習やテキストの所感などを当協会に寄稿いただきましたので、その内容を掲載させていただきます。すでにプロの作家として活躍されている原田さんの声を是非参考にしてください。

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原田まりる さん プロフィール

原田まりる

原田 まりる ( はらだ まりる )

1985年2月12日 京都府京都市出身
作家・コラムニスト・哲学ナビゲーター

哲学の道のそばで育ち高校生時哲学書に出会い感銘をうける。大学在学時よりおこなってきた芸能活動を経て、現在は作家・コラムニスト・哲学ナビゲーターとして活動。哲学・性格類型論(エニアグラム)についてのテーマを中心とした執筆活動や企業研修などで活躍中。

著書に『ニーチェが京都にやってきて、17歳の私に哲学のこと教えてくれた(ダイヤモンド社)』『私の体を鞭打つ言葉(サンマーク出版)』など。

また『ニーチェが京都にやってきて、17歳の私に哲学のこと教えてくれた』は、Amazon書籍総合売り上げランキング19位を獲得、そしてAmazon書籍文芸売り上げランキング2位を獲得した書籍です。

ニーチェが京都にやってきて

京都を舞台にした「実存主義哲学」入門のエンタメ小説!

『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』

私の体を鞭打つ言葉

著者の体験をもとに初めて書き下ろした、抱腹絶倒の超自伝的「哲学の教え」とは

『私の体を鞭打つ言葉』

WEBライティング技能検定を受験して感じたこと

2017年に立ち上がるwebメディアのディレクションを担当することになり、在宅で仕事ができるクラウドソーシングの技術保証をする資格「WEBライティング技能検定」を受験しました。
この資格は簡単に言えば、ライターさんに記事を発注したいクライアントに対して「基礎的なライティングスキルがある」と技量を担保する資格になります。
文章を書く、という行為は「感覚的な言語センス」が必要なように思われますが、実際には、「感覚的な言語センス」よりももっと重要なものがあります。それは、「論理性」と「俯瞰でものを見る力」なのではないかな、と思っています。

合格

これはどういうことかというと、例えば美味しいプリンを食べたとしてそれを文章で人に伝えるとしましょう。
その際に「本当にめちゃくちゃ美味しいプリンでした!小さい時にお金持ちの友達・絵美ちゃんの家に遊びにいったときに出してもらったような高級プリンで本当に美味しかった」と伝えるのと 「スプーンで叩くと、ほろ苦いカラメル部分がひび割れ、濃厚でなめらかなプリンの中にゆっくりと沈んでいきました。その濃厚なプリンとカラメルを一遍にスプーンですくい、一口で運ぶと、ほどよい苦さと濃厚なカスタードの甘みが一気に口の中で広がります」のどちらが、より多くの方に美味しさを伝えることができるでしょうか。
おそらくより多くの人が美味しさを感じるのは後者のほうではないかと思います。前者は「美味しい」を連発にしているにもかかわらず、なんとなくイメージがつきにくいのは、自分の気持ちの勢いで書いた「主観バリバリ」な文章になっているからです。
反対に後者は自分ではない第三者がみてもわかる「俯瞰的な表現をつかって書いた文章」になっているので、他人にイメージが伝わりやすくなっています。
文章を書くという作業は、自分の頭の中にあるイメージを言葉に落とし込む行為ですが、文字にする上では「第三者」にもわかるような表現に変換して書かなければ他人に伝わりません。
「WEBライティング技能検定講座」用のテキストではこうした文章の組み立て方を具体的に学ぶことができます。
実際にテキストに書かれている内容をピックアップしてみました。

・ 主語と述語にねじれが生じていないかどうか
(例:×→私は、プロレスの試合を見に行ったが、つまらない試合だった。
◯→私は、プロレスの試合を見に行ったが、つまらない試合だと思った。)
・ 具体的な用語を使用する大切さ
(例:×→今回作成した記事は大量のデータになります。
◯→今回作成した記事は500KBのデータ量になります。)
・ 表記の統一の大切さ
(例:「クオリティ」「クオリティー」「ため」「為」などの表記の統一)
・ 「」『』()・!などの記号の正しい使い方
・ 助動詞の正しい使い分け方
(例:だろう、らしい、ようだの使い分け方について)

など文章を組み立てる上で、ルールが曖昧になりがちな表現についてしっかり学ぶことができます。上記のような文法・ライティングのルールは「WEBライティング技能検定講座」の「実践編テキスト」を読むことで一通り把握することができます。

しかし、これはあくまで「ライティングスキルの質」を担保するためのものです。実際にクライアントと取引をして業務を行うためには「ライティングスキルの質」よりももっと大切なことがあります。それは「社会人としての責任感」です。
例えば、「締め切りの重要性」だったり「最低限のビジネスメール作法」であったり「クライアントは何を望んで記事を発注してるのか?」を明確に理解する能力であったり。と、ライティング業務に限らず仕事を請け負う上で必要となってくる最低限のルールというものがあります。
そのルールに関しては「WEBライティング技能検定講座」の「基礎編テキスト」からしっかりと学ぶことが出来ます。

文章を書くスキルがあれば、場所や時間を選ばずに仕事をすることが可能になります。パソコン一台と通信環境だけ整っていればどこでも仕事ができるので、ある程度自分のペースを守りながら仕事を請け負うことができます。
「WEBライティング技能検定」を所有すると、大手クラウドソーシング会社で、好条件での執筆依頼を請け負うことができるようなので、「なにか始めたいけど、文章を書いたことあんまりない」という方は、文章を習ってみてはいかがでしょうか。
自分が普段考えていることや、曖昧なものを、的確に言葉に落とし込むことができるのはとても気持ちいい行為ですし、自分自身の考えもまとまりやすくなります。
他人に伝わる文章をつくることが出来る、というスキルは「俯瞰で物事を捉えることができる」スキルとも言い換えることができます。物事を多角的にみるトレーニングとしても、「WEBライティング技能検定講座」で文章を習ってみてはいかがでしょうか。

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